車載ジャッキでのジャッキアップについて
とある掲示板で車載ジャッキで毎年タイヤ交換しているが、作業環境に配慮しているから安全と豪語している書き込みを発見。
純正ジャッキは危ないとのアドバイスにも耳を傾けていない様子。
他の三輪は接地しているから大丈夫とか言ってるし。
片側の前後どちらかジャッキアップするとどっちも上がっちゃう気がするんだけど。
例えば箱の一角を持ち上げたらって考えると想像つくと思うのですが・・・。
箱が豆腐やこんにゃくなら話は別ですけどね。
無知って恐ろしい(汗)
本来は純正の車載ジャッキは出先でのパンク等の応急で使用する目的の物なんですけどね。
人通りのない山の中でのパンクとかじゃない限り僕なら使いません。
そして丁度ジャッキアップする機会があったので両方持ち上がるか簡単に調べてみました。
運転席側フロントのジャッキアップポイントでフロントタイヤを浮かせてみます。
まずはタイヤ交換時ぐらい(約2cmの浮き)の状態。
この時の運転席側リア。
接地はしていますがほとんど荷重はかかっていない感じ。
次に3~4cmほど浮いた状態。
その時のリア。
もうギリギリ接地しているだけって感じ。
次に4~5cmほど浮かせた状態。
もうリアもタイヤ交換できそうなぐらい浮いちゃってます。
さすがにこの状態での交換は危険すぎますけどね。
レヴォーグほどのホイールベースでもボディ剛性があるので簡単に浮きますね。
こんな感じなので車載ジャッキみたいな安定しないジャッキは使わず、まともなジャッキで交換するべきだと思います。
車の半分の重量を剛性の低い車載ジャッキで持ち上げての作業なんて恐ろしすぎます。
車載ジャッキって上げた状態では横から力にすごく弱く簡単に折れ曲がりますからね。
あと上げる作業自体も楽になりますし、最近はホームセンターとかで安く売っていますからね。
おしまい。
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