前輪のトータルトー簡易計測&調整
この前のFアッパーリンク交換時に計測したフロントのトータルトーですが、タイヤ前後位置で大体トーアウト1mmでした。
それがすごく気になっていて、少しでもトーインにしたくて調整してみました。
もちろん素人の自己流です。
数値も自分がわかればいいだけなので、角度ではなくmmで記録しておきます。
角度に直したい場合は、三角関数の式で計算すればいいだけですしね。
調整はタイロッドエンドでするのですが、それが超シビア。
単純にタイロッド位置やタイヤ外径などから計算してみると、左右のタイロッドを伸縮した量の合計の12倍ぐらい、タイヤ前後付近では変化しちゃいます。
内訳はタイヤ中心からタイロッド中心まで約100mm、タイヤ半径は約300mm、なのでまず約3倍。
上記は半径基準なので直径基準にすると、さらにその2倍。
そして両側のタイロッドを調整するので、それらの倍数を両側分足すと、(3*2)+(3*2)で12倍になるって計算。
例えばタイロッドエンドを片側0.1mm伸縮すると、タイヤ前後付近では0.2*12=2.4mm変化する計算になります。
タイロッドのネジピッチが1.5mmでしたので、今回は下記の計算から30°ぐらい伸ばしてみました。
これで大体片側が0.125mm伸び、0.125*2*12で3mm変化する計算。
計測方法は板をホイール外側に固定して、その前後の幅を計測するだけです。
ホントはたいや外径ぐらいの幅の板で測りたかったのですが、会社に400mmの物しかありませんでした。
この板が曲がっていると測る意味がないので、なるべく厚みのある方がいいと思います。
まずは前側。
約1825.5mm。
次に後ろ側。
1826.5mm。
前後の差1mmでした。(トーイン1mm)
前回はトーアウト1mm(400mm板だと約0.7mm)でしたので、約2mm変化した事になります。
今回は400mmの板の前後での計測なので倍率は約8倍になり、先の計算を修正すると、0.125*2*8で2mmとなり、大体計算通りになりました。
30°なんてホント微妙にしか回していないので、それでこれだけ変化するなんて、正確な調整は僕には無理です(^^;)
正確にアライメントを調整するには、機材の揃ったお店にお願いするしかないですね。
とりあえず街乗りした感じでは、轍でハンドルをとられず普通に走れましたし、気分もスッキリしました♪
おしまい。
コメント