テインの車高調はアッパーマウントがピロボールです。
スポーツカーじゃないのでゴムブッシュにしてほしいなあ。
先日ロアアームを交換して異音がなくなったら次はピロボールのコトコト音が気になります。
ロアアームの異音調査中に応急修理した助手席側ピロは0.5mmないくらいのガタでした。
こっちはそれなりにコトコト音がしていたと思います。
まあロアアームの異音でほぼかき消されていましたけどね。
それに比べたら運転席側はガタがかなり少なく、多分0.2~0.3mm程度。
なので大した音でもないのですが、そのちょっとした音が気になります。
という事で運転席側も応急修理をする事に。
(1)まずはジャッキアップして車高調本体を外します。
(2)アッパーマウントのベース部分を外します。
この時に正確な位置に戻せるようにマーキングしておきます。
僕はノギスで寸法も測ってメモしておきました。
(3)プリロードを抜いてからトップのナット(ナット対辺21mm)を外します。
スプリングの上側受け皿に車高調レンチをかけて周り止めしナットを緩めます。
僕は会社で作業したので皿を油圧バイスで挟んでおいてナットを外しました。
(4)ナットを外すとピロボールの入ったケース部分だけ取り外します。
(5)裏にリングナットの切り欠き部4ヵ所があるので、この切り欠きにピンポンチをあてがいハンマーで叩きピロボール外輪をカシメます。
そんなに力を入れて叩かなくても十分にカシメれます。
(6)ボールの穴に棒を挿し込んでくねくね動かしてみて適度な硬さ&ガタが無くなっている事を確認します。
(7)あとは逆の手順でマーキング位置に合わせながら組み立てていくだけです。
連日の作業で慣れていたので片付けを入れても2時間かからずに終了。
見事にコトコト音が解消されました。
次に音が出たら交換もしくはリングナットも外してピロボール外輪の全周を叩いてカシメてみます。
高額な物じゃないし新品に交換しちゃった方が気分はスッキリしますけどね。
とりあえず今回の応急修理がどれぐらい持つかテストしてみます。
おしまい。
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