5ZIGEN PRORACER X-TUBE S-SPECマフラーの加工&取り付け
ヤフオクで買った、5ZIGENのPRORACER X-TUBE S-SPECを取り付けしました。
メインパイプは70パイから60.5パイのダブルです。
パイプの肉厚も1mmぐらいで薄いので、見た目ほどは重くありません。
ただVスペックには対応していないので、結構な加工が必要でした。
まずは気になるメイン70パイの部分。
ここが細すぎる気がしたので、80パイに加工しました。
先日作っておいたパイプを溶接するのですが、元のレイアウトから変わらないようにしつつ、内部の段差が出来るだけなくすのがかなり大変でした。
フランジ内径もリューターで拡大しました。
これが超大変。
1時間以上ひたすら削りました。
この後、車に仮で取り付けて確認するのですが、デフケースの角っことVスペック用の補強バー?に干渉してしまいます。
仕方なくあたる部分のパイプをへこませ、デフケースの角っこも丸くなるように少しだけ削りました。
やっと仮取り付け完成なのですが、今度は出口がバンパーよりかなり引っ込んでいてかっこ悪いです。
って事で15mmほど延長しました。
実際にはカッターで切断時に刃の厚み分だけ短くなるので、実質10mm延長ぐらいです。
この時点で結構疲れてきて、溶接がかなり雑&汚くなってきました(汗)
排気漏れさえしなければいいやっていう気持ちになっちゃってました。
朝10時頃から作業を始めて、この時点で多分午後3時~5時ぐらい(疲)
もうちょっと遅かったかも。
やっと車に本取り付けしてマフラー取り付けは完成。
取り付けの時も、まずは全部のボルトを仮締めだけにしておき、干渉しない事を確認しながら位置決めしてすべてのボルトを締めました。
排気漏れを心配して、触媒側だけガスケットを2枚重ねです。
ここからまだ戦いが残っています。
最後の難関、デフューザーのカットです。
まずは以前チタンマフラーを付ける時に切り欠いた部分の残骸を粘土状のエポキシパテでくっつけて補修。
思ってたよりは目立たなくできました。
その後、今回干渉する部分をマーキングしてガッツリと大まかにカットしました。
この時点で後戻りできなくなりますので、もう高価なデフューザーを若干やけくそ気味でカット&削り加工しました。
これだけ干渉してました。
この後ももう少し削って完成。
高価なデフューザーが無残な形になってきました(汗)
もったいない・・・。
自分で言うのもなんですが、絶妙なカット具合(^^)
マフラーが揺れても干渉しないように1cmほど隙間を作りました。
でも次の日の試運転で、エンジン始動時にだけマフラーが揺れて干渉し、またジャッキアップ&取り外して加工しました(泣)
数年後に違うマフラーに交換するかもしれないので、残骸は大切に保管しておく事にしました。
取り付けして完成。
かっこいい!
純正チックで僕の求めていた形です!
でも、もう少し延長した方がよかった様な気がするなぁ。
苦労した分、完成した時の満足度は高いです(嬉)
結局、後片付けの終わった時間が午前0時丁度。
楽しかったけど、もう「おっさん」と言われる年齢なのでかなり疲れました。
当分はマフラー加工したくないなぁ(^^;)
おなかいっぱい。
・試運転してみた感想
音量はフジツボ レガリスRとほぼ同じぐらいで、アイドリングは少し大きいぐらい。
8000rpmまで回しても静かでした。
物足りないぐらい(汗)
音質はフジツボに比べて高音気味になりました。
ただ、「いい音か?」って聞かれると微妙。
個人的に嫌いな音ではないです。
直管マフラーの音質で、音量を車検対応にした感じでしょうか。
ある意味、RB26の音じゃないみたい。
抜けがフジツボより良くなったので、最大過給圧が0.1Kぐらい上がり、過給圧のかかり具合も良くなったように感じました。
あんまり取り付けられていない珍しいマフラーってのもいい感じです。
おしまい。
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